建物の構造の違い


木造や鉄筋コンクリートなど、建物にはさまざまな構造があります。アパートやマンションは、階数の違いの他、主に構造に違いがあるとも言われています。

木造、軽量鉄骨、重量鉄骨、鉄筋コンクリート(RC)、鉄筋鉄骨コンクリート(SRC)のメリットデメリットには、どのようなものがあるでしょうか。

まず木造については、とにかく費用が安く済むというメリットがあります。

一方で、防火性、遮音性などは他の構造と比べて劣っているようです。

しかし最近では耐火性の高い木材の開発が進んでいるので、木だから危ないというわけではありません。

また、音は通りやすいですが、周りの環境が静かであればあまり気にする必要はないかもしれません。

鉄骨構造は、耐震性、耐久性に優れています。鉄という素材自体が、圧縮力に強く変形しにくいという特徴を持っているため、しっかりした骨組みになります。

防音性は、木造と比べれば高いですが、あくまで普通レベルと言えるでしょう。鉄骨構造は、軽量鉄骨造・重量鉄骨造の二種類があります。名前の通り重さに違いがあり、板の厚さが6mmより大きいか小さいかで判断しています。

重量鉄骨の方が、コストが高くなる分、高い耐久性を持っています。鉄筋コンクリート(RC)、鉄筋鉄骨コンクリート(SRC)は、とにかく防音性に優れています。他にも燃えにくい、気密性がある、耐震性があるなどのメリットが多くあります。

ただし、作業工程や素材の種類・使用量にもよりますが、建築コストは非常に高くなっています。

また、コンクリートで作られているためにリフォームもしづらくなっています。鉄筋コンクリート(RC)よりも、鉄筋鉄骨コンクリート(SRC)の方が建てる建物の選択肢が増える一方で、コストは高くなっています。

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